hanasi wa kikasete moratta

2013年4月22日月曜日

本日の1枚その2

Nine Lives エアロスミス (1997)

我が愛しののiPodクラシック160Gでシャッフル再生にて出現した曲のアルバムを徒然と備忘する事とします。あまり聴かないような楽曲も現れますが、そこはそれ。

 何が驚いたってこの作品が15年も前の作品だと言う事です。(1997年 平成9年

※松田聖子と神田正輝が離婚
※東電OL殺人事件
※本田技研工業が「ライフ」発売
※ダイアナ元英皇太子妃、パリで事故死
※KinKi Kids、『硝子の少年』でデビュー
※酒鬼薔薇事件


古臭さ感じさせないとか、そんな話じゃなく 、聴いてもいない作品を15年も放置してた自分に驚いています。集めることに重点を置くと言うのはいかがなものでしょうか・・・否!
 
 ダメだ、宝の持ち腐れだってば。買ってすぐにPCに入れる、DLしてipodに入れる・・・そこで事切れてしまう(´・ω・`)
 イントロ聴いた瞬間
「あ、やっぱり」 「なるほど」「・・・よし、次」
みたいな感じで聴いた気になっている私。
 更に酷い時は聴きもしないで、このアーティストはこんな感じだからって勝手に結論付けて聴かず終い。こんなので音楽好きと言えるのでしょうか?

 若者の洋楽離れ⇒若者のiPod離れ⇒若者の音楽離れ⇒日本人の音楽離れ・・・今どこまで状況が進んでいるか来わかりませんが、人よりちょっと音楽に親しんで来た身としましてはこの流れは忌々しき状況です。
 
「音楽何聴いてるの?」「バンドは誰が好き?」「一緒にレコード店覗きに行こう」

こんな会話はおそらく30歳以下の人たちには理解出来ない会話かと思います。その人がどんな音楽を聴いてきたかでその人の人格を評価する等と言う、とんでもない思考を持った人種がかつて存在したのです(´・д・`)
 
 まぁ70や80なった時にどんな持病を持ってるかとか、どんな薬が効くとか、ヘルパー頼むのはどこが良い等と言う会話のほかに、私たち世代は音楽の会話が出来る!・・・と胸を張って答えることが出来るよう(誰に?)頑張って?音楽に浸らねばと思うここ最近。

ところでエアロスミス。
落ち目の一途だった時代に、リスペクトしなきゃダメだろ、ベテランを!の心意気だけで
Permanent Vacation」購入した覚えあります。これが素晴らしい出来でして、シーンに帰ってきた彼らのファインゴールとして刻み込まれるべき傑作でした。
その10年後に出した当作品ですが、音圧暑く、アレンジは派手に、曲つくりはフック重視となかなかどうして暑苦しい作品となっています。疲れますね、スティーブンタイラーの声は・・・
 初期の枯れたサウンドに彼のダーティなハイトーンは凄くマッチしていますが、このアルバムは音圧とアレンジに負けまいと張り合うヴォーカルが調和していません。
 
 個々の曲に関しては1、2、3曲はアルバムに滑り出しとしては最高です。強引な曲のフックも気になりませんが、半ばあたりから耳疲れを起こし始めます。
15曲入りと言うボリュームには食傷と言う言葉が浮かびます。9曲くらいが丁度いいような気がしますね、楽曲をそれぞれ吟味したらば良い曲が多いわけですしね。
 Amazon覗いたら中古が78円と言う激安特価です。決して嫌いな作品では無いですし、産業ロック的な音楽が好きな私ですがボリュームに辟易してしまった感がありますね

 

2013年4月15日月曜日

本日の1枚①

JAPAN 「果てしなき反抗」1978年度作品(昭和53年)

 我が愛しののiPodクラシック160Gでシャッフル再生にて出現した曲のアルバムを徒然と備忘する事とします。いきなりハードル高いですが上記作品が現れましたので聴きこみます。


 UKチャートにも顔出さなかったみたいですが日本のチャートでは20位に飛び込むヒット作となっています。ブリキの太鼓から入った私にとってこの1stは新鮮。歌メロもちゃんとロックしていますし、ベースのうねり具合、ファンキーさはダンサブルでさえあります。
 いきなり武道館でのライブ成功させたあたり、私たち日本人の先物を見る目と言うのは素晴らしい物があります。Big in Japanって褒め言葉だと思うんですがねー

 当時の私はDeepPurpleRainbowなどに入れ込んでいたリアル厨房時代。クラスで女子のみの熱い支持を受けていた彼らを意味も無く敵視していた、「まるでわかっていない子供」

女性に人気がある=顔がイイ=音楽的にレベルが低い=それを攻撃するオレらカッケー!
殴られても文句言えませんな、その思考。ろくに聴いてもいなかった癖にwしかもつい最近までその稚拙な思考回路が成長しないままだったと言う・・・

 ①はダバダバダ♪ のコーラスがフランシスレイ金井克子かってくらいのスナック感がよろしいです。②の邦題が「妖しい絆」と言う戸惑いのタイトル。デヴィッドシルヴィアンが力んだ歌い方をしていてなんとも微笑ましい限り。バックの演奏もファンキーでバキバキ言っております。
⑤はLovers On Main Street表通りの恋人達との邦題もまぁなまめかしいっですが、ちょっとハードロックなアレンジで、デヴィッドの声質からすればアレンジしだいでRATTみたいな陰の有るハードロックバンドとして活躍できたかもしれませんw ⑥も同様。

⑦ Adolescent Sex  アルバムのタイトルトラックにもなっています果てしなき反抗はイントロがQueenのHotSpace収録曲であるBack Chatそっくりのベースラインが光ります。なんとQueenよりかなり早い段階でこのような黒っぽいメロディ書けてたんですね。オレンジレンジより30年早いですし・・・
聴き所満載までは行きませんが、ロックバンドJAPANとしては1stで確立している事が伺えます。なんだかんだで今となってはお気に入りのアルバムに間違いはありません(´・ω・`)


2013年4月9日火曜日

再開

やはり40も過ぎると身体が何より大事ですわ。今日同級生と話して実感。
肺炎⇒胃腸炎⇒十二指腸潰瘍⇒胆嚢ポリープの四天王との戦いがようやく終戦にて時間をもてあまし気味。

書きたいことは山ほどあるんですが、まずは自分で仕分けしていかねばと思うしだい。誰に向けてってよりあくまで備忘録なもんで、まずは。

観た映画としまして
・サマーウォーズ
・カイジ 人生逆転ゲーム
・カイジ2人生奪還ゲーム
・ステキな金縛り
忘れているモノも有るだろうけどこんな感じですねー

サマーウォーズ・・・☆☆☆☆
「仮想ネット空間、サイバーオペラ」と「懐かしい夏休みのおばあちゃんがいる田舎」の奇跡的な融合と成功。これは傑作かもわからんね。懐夏婆田舎がPS「僕の夏休み」的な感じに若干の横溝フレーバーを加味しているのが私好み。真っ青で抜けるような青空って言葉は手垢にまみれてるかもしれないけど、そうそう目に出来るモノでもないですしね。アニメだから・・・等と言う敬遠策は本当にもったいないと言う事を実感できる作品でした。

カイジ 人生逆転ゲーム・・・☆☆☆★
これも傑作。ラストの藤原竜也と香川照之の心理戦はマックィーンの「シンシナティキッド」を凌ぎ、息を呑むベストバウド。藤原竜也は今までの作品での「叫び俳優」の集大成とも言える、ワンパターンでわかっちゃいるけど引き込まれる感はすごいです。
ただ、物語序盤のダメフリーター時のカイジがDQNカップルからからかわれ、一人で火病起こしての「叫び台詞」もまるで同じなのも見逃せません・・てかマイナスにはなりませんです。作品として渦巻いているエネルギーの表現として彼のソレは全然アリです。

カイジ2人生奪還ゲーム・・・☆☆
一作目のエネルギーも緊張感も全て失い、抜け殻のごとく元気の無い作品となっています。どうした?ってくらいギラギラ感が無いです。まず前作のキモになっていた「負け犬が立ち上がって勝利者になる」と言う芯が通っていません・・てか同じ伝踏んでる主人公に感情移入が出来ないって感じですね。
「またかよ!また借金かよ!」
「一作目のお前の努力は?」「無念のまま亡くなった仲間の気持ちは?」
「全て台無しかよ!」・・・てか何を期待して私も観たんでしょうかw借金なしで地下労働しないカイジを期待してたんでしょうか?って事ですね

ステキな金縛り・・・☆☆☆
アイディアは非常に良いですし、中井喜一が非常に美味しい役です。まぁ持っていったのは阿部ちゃんですが。三谷作品ってか三谷ファミリー?の位置づけとかが苦手な私ですが、まぁ楽しめました。西田敏行他あれだけの役者そろえてますから、少しくらいのシナリオの破綻は力技で戻せます。

まずはこのくらいで。
文章書くのもリハビリですねぇ。iPhoneばかりいじってると肝心な何かを忘れそうです。何かとは何か?文章構築力、タイピング力、かなり減退していますな。

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           γ´⌒`ヽ
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